介護従事者として②患者からのセクハラ

介護従事者の悩みー②患者からのセクハラ

訪問介護で働く私の知人の若い女性が、『介護は私の天職』と言ってハツラツと仕事をしていました。

ある時八十歳過ぎの男性の訪問介護を受け持った時の事です。半べそを書いて事務所に帰って来て「私には介護の仕事は出来ません」と涙を流し訴えるのです。私が『いったい何があったか?』 を聞くのですが中々話そうとはせず、辞めたいとの言葉が出るばかりでした。

よくよく聞いてみると、『利用者のセクハラ行為に自分が思っていた天職とは違う環境である事を知らされた』 と言う事でした。

こういった セクハラによる事故は、介護従事者が抱える大きな社会問題とされています。 男性は女性に優しくされると、年齢に関係なく 『自分に好意をもっているのでは?』 との勘違いをしがちなものです。また、お金を払っているのだからとか、意味も解らず愚劣な行動に出る利用者もいます。

 

それには過度の優しさは止め、親切までにとどめる事も大切です。そしてきっぱりとした態度で臨む事も大変重要です。また 『なぜ貴男が介護を受けているのか?』 をよく理解して貰う事が必要です。 それにはご家族との話し合いや、上司と同伴での利用者との面談も一考かと思います。 介護の提供をあたり前に授受するだけでなく、介護利用者自身が介護の仕事の重要性を本当の意味で理解して頂き、誠実に介護を受けることが求められています。利用者自身が生きていく上でどれだけ大切な事であるかを理解して貰い、誠実な対応を取ってもらう事が解決の糸口になります。

 

解決が困難な問題も多々あります。難しい問題には自分一人で抱えこまず、周りの協力者に力を借りて解決する事も大切かと思います。また、それが可能な職場を選ぶことも大変重要です。

もしも 『耐えろ』 なんて言う職場があれば言語道断です。

 

この様な難しい問題では専門の経験を積んだ方のアドバイスが必要です。当社ではその様な方々の意見、処方をもって仕事のあらゆる問題に対応しております。お困りの事が有りましたら何なりとご相談下さい。

一緒に考え、より良い解決方法を見いだしませんか?。

いつでもお気軽にご連絡ください、お待ちしています。

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